NYで噂のタイガーナッツはナッツじゃない!? 一体何なんだ?

一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第6位に予想しているスーパーフード「タイガーナッツ」。
タイガーナッツ、ナッツの仲間なんだなと思った方。

残念。

ナッツという名前が付いていますが、タイガーナッツはショクヨウガヤツリという植物の塊茎(かいけいとは塊になった地下茎で、ジャガイモなどが塊茎にあたります。)で野菜の仲間なのです。

ちなみにナッツ類は種実類や堅果と呼ばれる食用の果実・種子の総称で、農林水産省の定義で分類するとナッツ類は果物に分類されます。

タイガーナッツは、ヨーロッパや北アフリカ原産で繁殖力が強い多年生植物です。
その繁殖力の強さから現在では世界各地に分布されており、日本では除草剤に著しく抵抗力あるうえに、同じ外来種である稲の害虫イネミズゾウムシの好物でもあることから、外来生物法によって要注意外来生物に指定されています。

スペインでは600年以上も前からタイガーナッツが食用として親しまれており、オルチャータデチュファと呼ばれるタイガーナッツのミルクは国民的飲み物なのです。

日本スーパーフード協会も2016年のトレンドとなると予想する、健康・美容感度の高いニューヨーカーがこぞって食べているスーパーフード「タイガーナッツ」についてご紹介していきます。

タイガーナッツの歴史はネアンデルタール人や北京原人よりも古い!?

スーパーフードは古代から人類に親しまれて、なくてはならない食物が多いですが、タイガーナッツはそれらスーパーフードの中でも群を抜いて古くからある植物です。

オックスフォード大学の研究調査で、240~140万年前に東アフリカに住んでいた人類の祖先である初期人類(ホモ・ハビリス)は主食としてタイガーナッツを食べていたことが確認されており、これによってタイガーナッツが人類が生きていくための栄養素がバランス良く含まれていることを時代が証明したことになりました。

じゃあタイガーナッツはどんな栄養素があるの?

では、タイガーナッツの主な栄養素を見ていきましょう。

ナッツ類に多く含まれている食物繊維とビタミンE。
タイガーナッツがスーパーフードと呼ばれる理由は、この二つの栄養素がナッツ類よりも多く含まれているからです。

食物繊維は水分を吸収しながら大腸まで運ばれていき、腸内に溜まった老廃物とくっつきながら一緒に体外に排出されます。
便秘解消と腸内環境正常化には欠かせないこの食物繊維、タイガーナッツはアーモンドと比べて約3倍もの食物繊維を含んでいます。

ビタミンEは老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用が数あるビタミンの中でも最強と目されている栄養素。
アーモンドはこのビタミンEが多く含まれていることから、牛乳や豆乳に代わる第三のミルクとしてアーモンドミルクが注目を浴びたのは記憶に新しいと思います。
なんとタイガーナッツはこのビタミンEの代名詞とも言われるアーモンドの約2.5倍ものビタミンEが含まれているのです。

冷やご飯ダイエットって聞いたことありませんか?
これは温かいご飯よりも冷めたご飯のほうが摂取カロリーが低いので、同じ量のご飯を食べても冷やご飯を食べていれば痩せていくというダイエット方法なのですが、痩せる理由はご飯のデンプンが冷える事によって難消化デンプン(レジスタントスターチ)に変化するからなのです。

この難消化性デンプンは、その名の通り消化がされにくいデンプンで、通常のデンプンの約1/2程度しか体に吸収されないのでカロリーも約半分になります。
タイガーナッツの食物繊維はこの難消化性デンプン(レジスタントスターチ)なので、カロリーもアーモンドの半分!
ダイエットの強い味方ですね。

最後に一番重要な点があります。

それは・・・

タイガーナッツは「グルテンフリー」なのです!

つまりナッツや小麦アレルギーの人でも安心して食べられます!

タイガーナッツはこう食べる!

タイガーナッツ初心者の方は、まずはそのまま食べてみましょう。

小粒なクルミのような見た目のタイガーナッツ、袋を開けるとお酢のような少し酸っぱい匂いが漂います。
甘味と少しの酸味が混ざったような味で、繊維質のシャキシャキとした食感が癖になって食べたら止まらなくなりそうです。

次はスペインの国民的飲料であるオルチャータデチュファ(タイガーナッツミルク)を作ってみましょう。

① タイガーナッツを一晩水に浸してふやかします。
② 一晩置いて柔らかくなったタイガーナッツをよくすすいで、ミキサーの中に水とタイガーナッツを入れて1分程度しっかりと撹拌します。(分量は、水とタイガーナッツが1:4の分量で入れましょう。)
③ ナッツパルプを濾して、水分だけを取り出せば出来上がり。

タイガーナッツミルクは自然な甘さがある植物性のミルクです。
人によっては甘味が足りないという方もいると思いますので、お好みでハチミツなどを足してください。
ミキサーに残っている濾した後のナッツパルプは食物繊維などの栄養がたっぷりと残っているので、捨てずに他の料理に有効活用してくださいね。

オルチャータデチュファ(タイガーナッツミルク)は面倒だという方はタイガーナッツスムージーにしましょう。

作り方は簡単。

牛乳とバナナとタイガーナッツをミキサーに入れて撹拌すれば完成。
タイガーナッツの繊維質が残るので、飲むというより食べるといった感じのスムージーになります。
これだと手軽に食物繊維もしっかりと摂る事ができますね。

最後に注意点!

タイガーナッツはアーモンドなどのナッツ類と比べると栄養価は高いのにカロリーが低いのでいっぱい食べても大丈夫と思っていませんか?
残念ながら、それは勘違いです。

種類によって差はありますが、タイガーナッツのカロリーは500kcal/100g。ちなみに白ご飯は168kcal/100gです。

毎日、小腹が空いた時にお菓子の替わりに数粒を食べるのが良さそうですね。

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)のパイオニア
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ピタヤと同じベタシアニンが摂れる「ビーツ」はボルシチが一番!

一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第7位に予想しているスーパーフード「ビーツ」。

ロシア料理の代表各の一つであり、世界三大スープの一つといわれる「ボルシチ」に使われる材料のメイン野菜として挙げられるのがこの「ビーツ」です。

ビーツとはテーブルビートやレッドビートとも呼ばれ、根っこの部分を食用にするアカザ科の植物です。
大きく成長したビーツの根は深いワインレッドで、アブラナ科のカブにその姿が似ているので赤カブとも呼ばれますが、ビーツはアカザ科ですのでアブラナ科のカブとは植物学上は違う植物に分類されます。

「食べる輸血」とも言われるほど、リン、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウムが豊富なビーツ。
その美容効果はクマやくすみ対策に効果的で、その栄養素の豊富さから海外のトップアスリートもビーツを使ったレシピを取り入れているそうです。

ビーツのその赤い色素は、ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の赤色と同じポリフェノールのベタシアニン。
このベタシアニンを多く含む植物は現在分かっているだけで、ピタヤ(ドラゴンフルーツ)とビーツくらいとも言われています。

それでは、日本スーパーフード協会も2016年のトレンドとなると予想するビーツについてもう少し深くご紹介していきます。

最近はスーパーでも見かける”ビーツ”とは!?

冒頭で書きましたが、ビーツは日本ではその見た目から赤カブとも呼ばれますが、アカザ科の植物なのでアブラナ科の植物であるカブとはし植物学上異なります。
では、アカザ科の植物には一体どんな仲間がいるのでしょう?
食用でアカザ科の植物といえば、ほうれん草が有名です。
他には砂糖の主要原料であるテンサイや、昨今スーパーフードとして認知が急上昇しているアンデス原産の穀物キヌアもアカザ科の植物なんです。

ビートは東欧、西アジア、北アフリカ、南北アメリカなどで盛んに栽培されていて、江戸時代初期の植物本である大和本草に記載されているのを見ると江戸時代初期にビーツが日本へ渡ってきたのが伺えます。

一昔前までは生のビーツではなく、缶詰加工されたものぐらいしかスーパーでは手に入りませんでしたが、今ではスーパーで生のビーツを目にする機会も増えましたね。

疲労回復・腸内美化と大活躍!ビーツの栄養

昨今、ビーツは疲労回復に優れた栄養成分が含まれている事が分かってきました。
その栄養成分とは「NO(一酸化窒素)」。
このNOは、血行を促進しながら血管自体の筋肉をしなやかに拡張させる作用があり、脳卒中や心臓病の要因となるドロドロ血液や固まってしまった血栓を予防してくれます。

ビーツに含まれるNOは血行を促進するだけでなく、血流量を増やして体内の酵素消化の効率化を助ける効果もあります。
血流量が増えて血行が良くなれば、筋肉の増強や持久力の向上によって基礎代謝が高くなるのでダイエット効果が期待できますし、疲労物質である乳酸を排出するのも早くなるので疲労回復に繋がります。

ビーツはアカザ科でテンサイの仲間なので、もちろんオリゴ糖や食物繊維も豊富です。
天然のオリゴ糖が腸内の善玉菌を増やしながら悪玉菌の活動を抑制し、食物繊維が腸内の老廃物やコレステロールを体外に排出してくれるので、便秘がちの女性やお腹が緩くなりがちな男性にもオススメの野菜です。

昔は薬用として使われていたビーツ

古代ローマ人は、発熱や便秘などの症状がでた時の治療薬としてビーツを使っていたといいます。
古代ローマの料理人であり美食家の顔も持ったアピシウスが著したとされる古代のレシピ本「アピシウス」に記載されている、便秘に効果があるスープ5種類の中の3種類にビーツが含まれています。
このことから、古代よりビーツが便秘に効果があった事が体感されているのが分かりますね。

また、古代ギリシャの医者であるヒポクラテスは、切り傷や擦り傷などの裂傷にはビーツの葉を傷口にあてて治していたようです。

中世に入ると、ビーツは消化器系から血液系の病気の治療薬としてに用いられてきました。
15世紀イタリアの科学者であるバルトロメオ・プラティナは食後のニンニクの臭いを消すために、ビーツとニンニクを一緒に食べることを推奨していたようです。
これは、ビーツの整腸作用で腸内環境を正常に保つことによって、臭いがしにくくなる効果を狙ったものだと思われます。

食べる輸血のビーツをどう食べようか?

ビーツは生のままでも食べる事ができますが、そのままだととても硬いです。
なので、生で食べる場合は皮をむかずに茹でるか、電子レンジやオーブンで蒸し焼きにしましょう。
個人的には、フレンチドレッシングやオリーブオイルのドレッシングで和えるのが美味しいですね。

ポテトサラダにビーツを混ぜてもとても美味しいですよ。
いつものポテトサラダを作る要領でビーツとホワイトビネガーを加えるだけなので、レシピ本を見る必要もありません。
スペインやトルコなどではビーツを混ぜたポテトサラダの事をロシア風サラダと呼んだ食べています。

茹でたビーツは冷凍保存もできますが、ピクルスにして保存するのもオススメですよ。
容器に水、お酢、砂糖、塩で作ったピクルス液に粒こしょうと月桂樹の葉と共にビーツを漬け込むだけで出来るので、保存に困った方は作ってみてください。

最後に注意点!

ビーツの赤色色素であるポリフェノール「ベタシアニン」は、皮を切るとすぐに赤い汁として流れ出てしまいます。
手やまな板についたこのビーツの赤色はレモン汁で落とす事ができますが、お出かけ前に白い服でビーツを調理する際は気を付けましょう。

ベタシアニンの分解酵素を持っていない人は、ビーツを大量に食べると尿や便が赤くなる合がありますが、一時的な状態で健康に影響はありませんので安心してください。

イギリスでは奇跡の野菜と言われるビーツ、あなたの毎日にプラスしてみてはいかがでしょうか?

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)のパイオニア
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「ピタヤ」はスムージー・ボウル・ココナッツヨーグルトに合う!

一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第8位に予想しているスーパーフード「ピタヤ」。
ピタヤはドラゴンフルーツだという事は日本でもだいぶ知っている人が増えてきましたね。

ピタヤという名称はサンカクサボテンの果実の総称です。
日本で馴染みのあるドラゴンフルーツという名称は、果実の見た目が龍のうろこのように見えることから中国で「火龍果」と呼ばれ、それが輸入される際に英語に直訳されてドラゴンフルーツという商品名が付けられた事からそう呼ばれるようになりました。

ピタヤは中南米が原産のサンカクサボテンの果実で、果皮が赤いものと黄色いもの、果肉が赤いものと白いものがあります。
一般的には、果皮が赤くて果肉も赤いピタヤをレッドピタヤ、果皮が赤くて果肉が白いピタヤをホワイトピタヤ、果皮が黄色で果肉が白いものをイエローピタヤと呼びます。

ピタヤは「鮮やかなピンク色・さっぱりとした味・栄養価が高くヘルシー」この三拍子でハワイのロコ達にアサイーとともに愛されており、ピタヤスムージー・ピタヤボウルはアサイースムージー・アサイーボウルとともにハワイではヘルシー朝食の代名詞です。

日本スーパーフード協会も2016年のトレンドとなると予想するピタヤ(ドラゴンフルーツ)について最新情報を含めてご紹介します。

ハワイだけでなく西海岸やオーストラリアでも注目の”ピタヤ”とは!?

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)と言えば、昨年アサイーを超えるスーパーフルーツとしてテレビや雑誌のハワイ特集ではアサイーと並んで注目を集めました。
そのピタヤの波は日本だけでなくアメリカ西海岸やオーストラリアにも広まっています。
世界各国の人たちが情報の収集・発信のツールとして利用しているSNS「インスタグラム」でも、ピタヤのその発色の良さ・栄養価の高さ・美味しさからとてもに賑っていますね。

そんな南国が似合うピタヤですが、原産地はメキシコなどの中央アメリカや南アメリカ北部といわれています。
ピタヤの歴史は古く、アステカ王国の時代にはすでに食べられていたようです。
現在では中南米の他に、ベトナムやマレーシアなどの東南アジア、日本では沖縄や鹿児島でも栽培が行われています。

ピタヤの見た目は冒頭でご紹介した通り、龍のうろこの様でインパクトがあります。
果肉も白いものと赤いものがありますが、どちらもゴマのような種が全体に散りばっていて果肉と一緒に食べることができます。
果肉自体はみずみずしくジューシーでサクサクとした食感、味は見た目のインパクトとは違ってとてもさっぱりとしています。

ピタヤはサンカクサボテンの果実で、このサンカクサボテンは病気や害虫に強く、温度差が激しい地域や降水量が非常に少ない厳しい気候でも育つため、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培することができます。

またこのサボテンは夜中に大きな白い花を咲かせることから「ムーンフラワー」や「夜の女王」という別名も持っており、観賞用としても栽培される植物でもあります。

美味しいピタヤの選び方

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)はバナナやマンゴー、アボカドなどと違って追熟(収穫してから一定期間保存することで完熟する事)するフルーツではありません。
ですので、収穫したその瞬間が一番美味しく、時間が経てば経つほどドンドン鮮度は落ちていってしまいます。

こういった追熟しない性質上、日本ではスーパーなどの店頭であまり見かけることがないのです。

じゃあピタヤの選び方なんて必要ないんじゃないの!?
いいえ、みなさん旅行などで海外に行かれるでしょう?
その時に新鮮なピタヤの果実を買って食べる機会がきっとあるはずです!

先ほども書いた通り、ピタヤは追熟しないフルーツですので、店頭ではなるべく新しいものを選びましょう。
古いピタヤは果皮やうろこのような部分がしなびてきて、少し押すとブヨブヨしています。
ですので、果皮やうろこ部分にハリがあって押してもブヨブヨしていないものを選ぶと失敗しにくいですよ。

ピタヤの栄養成分と女性に嬉しい美容効果

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)がハワイや西海岸などの女性に喜ばれる理由の一番は、やはりその豊富な栄養素から期待できる美容効果でしょう。

ピタヤには、脂質の代謝の促進に必要不可欠で肌や髪のターンオーバーに必要なビタミンB2、シミやシワの予防に効果的で美白ビタミンと呼ばれるビタミンC、たんぱく質の新陳代謝を促進や妊活や妊娠中にも大事な栄養である葉酸など、女性にとって欠かせないビタミン類が豊富に含まれています。

もちろんビタミンだけでなく、肌の奥の細胞の保水成分の働きを促進するカルシウム、体内の塩分排出を促してむくみを解消・予防してくれるカリウム、各栄養素を補助する触媒の役割を果してくれるマグネシウム、全身に酸素を送りターンオーバーを整えて貧血を防ぐ鉄分、抗酸化作用に優れたβ-カロテンなどのミネラル類も含まれています。

これらの女性に嬉しい栄養素の中でも一番の特徴は、食物繊維とポリフェノール「ベタシアニン」。

多くの女性が便秘やダイエットの悩みを抱えていますが、その両方に効果的なのが食物繊維。
ピタヤには水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維が豊富に含まれていてその含有量はバナナの約2倍。
おさらに実を食べると一緒にたくさんの種も食べることになり、その種が腸壁を刺激して食物繊維の含有量以上の便秘解消効果を発揮します。
便秘が解消されて腸内がキレイになれば、デトックス効果も高まりダイエットだけでなくニキビや吹き出物が治る美肌効果も期待できます。

レッドピタヤの真っ赤な色は、天然の色素であるポリフェノール「ベタシアニン」の色なんです。
ベタシアニンはピタヤやレッドビーツなどのごく一部にの植物にしか含まれていない大変貴重なポリフェノールで、その抗酸化効果はアサイーに含まれる抗酸化ポリフェノールであるアントシアニンよりも抗酸化力が高いといわれています。
このベタシアニンは果肉が白いホワイトピタヤではなく、果肉が赤いレッドピタヤに大量に含まれているので、アンチエイジングにはレッドピタヤをおすすめします。

また、ピタヤはアサイーと比較してもカロリーが低いのです。
(アサイー可食100g中84kcalに対してピタヤは50kcal!)

このように女性からの視点で見て、アサイーを超えるスーパーフルーツと呼ばれているのですね。

ピタヤはどう食べるのが一番良いの?

フルーツの一番良い食べ方はやっぱり生の果実を食べる事です。
ですが日本で新鮮なピタヤの果実を食べる事はなかなか簡単ではありません。

ですので方法としては、冷凍のピタヤピューレを使ってピタヤスムージーやピタヤボウルにして食べる、ピタヤパウダーをヨーグルトなどに混ぜて食べる、粉末のピタヤスムージーでファスティングをする、サプリメントで栄養素を効果的に摂るなどが挙げられます。

これらピタヤの関連商品はまだまだ手に取れるお店は少ないですが、大手スーパーやオーガニック専門店では取り扱っています。
ネット通販ではピタヤの専門店などもありますのでご覧になってはいかがでしょうか。

また、ピタヤボウルやピタヤスムージーをメニューとして扱っているハワイアンカフェや、ココナッツヨーグルトのソースとしてピタヤを使用しているカフェなど、飲食店でピタヤを食べるという選択肢も増えてきています。

最後に注意点!

ピタヤを一度に大量に食べると、食物繊維や腸壁をピタヤの種が刺激し過ぎるなどの影響で一時的にお腹がゆるくなる場合があるのでご注意を。

また、ベタシアニンの赤い色素がダイレクトに便に反映される場合もありますが、食べ過ぎた際の一時的な状態ですのでご心配なさらず。

海外でも大注目のピタヤの美容効果をあなたも体験してみてはいかがでしょうか?

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)のパイオニア
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解明されていない栄養の宝庫!幻のきのこ「チャーガ」に注目!

一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第9位に予想しているスーパーフード、「チャーガ」を知っていますか?

チャーガとは、霊芝(サルノコシカケ)に似た種類で白樺やダケカンバなどのカバノキ科の木の幹に寄生するシベリア霊芝と呼ばれるきのこの事です。

このチャーガは、白樺の木2万本のうちたった1本の白樺にしか寄生しないと言われるくらい希少価値の高い幻のきのこで、主要原産国はロシア(ヨーロッパ・日本・中国の北部の寒い地域などにも生息)です。

チャーガは寄生した白樺の木の栄養分を吸収しながら10~15年という長い年月をかけて成長し、最終的には寄生した気の栄養分を全て吸い取ってその木を枯らしてしまうことから、「ガンのようなきのこ」と呼ばれる事もあります。

15年もかけて木の栄養分全てを吸い取ってしまう幻のきのこ、15年分の大木の栄養が凝縮されている事が想像できますね。

それでは、日本ではまだほとんど知られていないチャーガについてご紹介します。

まずはチャーガが寄生する樹木”白樺”について

白樺は涼しい気候に生息する樹木で、日本では長野県や北海道に多く育っています。
この白樺の樹皮や樹液にはサポニンや多糖類、アミノ酸、ミネラルなどの栄養分が多く含まれており、実に様々な用途に利用されています。

白樺の樹液の代表的な使用例は、虫歯の発生を防ぎ、ガムの人工甘味料としても使用されているキシリトール。
実はこのキシリトールの原料が白樺の樹液で、この樹液はそのまま飲料や食品への添加物として使用されているのです。

樹液はキシリトールの原料以外にも、ミネラルが豊富に含まれている事から健康食品の素材として使用されたり、肌の保湿を促進する効果があることから化粧品にも利用されています。

白樺の幹を乾かして採取したタール(乾留液)を樺木タールや樺油と呼び、このタールは抗菌成分や抗炎症作用をもった成分が含まれているので、外用薬として皮膚病や関節炎などの治療薬として使われています。

樹液・幹だけでなく、樹皮にも人にとって有益な成分が含まれていると最近の研究で分かってきています。

白樺の樹皮に多く含まれるベツリン酸には、がん細胞を自滅させる作用や、がんの再発を予防する血管新生阻害作用などがあると報告されています。
白樺の樹皮から摂れるベツリン酸を使って、抗がん剤や抗ウイルス剤の開発研究が行なわれている動きもあります。

白樺は人にとってとても有益な成分を含んだ樹木なのです。

チャーガは白樺の栄養を全て吸い取って成長する

チャーガはロシア・中国・フィンランド・北海道東部などの寒冷地にある白樺の木の幹に寄生して生息しています。

チャーガの見た目は、一般的なきのこにみられる様な傘はなく、黒いこぶのような形をしていて、外側は石炭のように硬くごつごつしていて、中身は黄褐色。

白樺の内部に寄生したチャーガは、白樺の樹液を養分として吸い取りながら10年~15年かけてゆっくりと成長していきます。
成長が遅くなかなか見つける事が出来ないために希少価値があり「幻のキノコ」と呼ばれています。

10cm~20cm程度の大きさに成長するのに10年以上もかかり、最終的に寄生した白樺の樹木の栄養を全て吸い取って枯らせてしまう程の生命力をチャーガは持っています。

チャーガの栄養成分と健康・美容効果

チャーガには独自の栄養成分だけでなく、吸い取った白樺の栄養も凝縮されている為、チャーガの産地ロシアでは古くから民間薬としてその効果が認識されています。

チャーガの栄養成分としては、β-D-グルカン・SOD様物質・食物繊維・イノシトール・エルゴステロールなどの独特な成分の他に、各種ビタミン・ミネラル類、鉄分・カルシウム・マグネシウム・亜鉛などもバランス良く含まれています。

聞き馴染みのない栄養成分の名前がいくつか出てきましたよね。
きのこなど菌類は体に良い効果が臨床的には証明されているのですが、どの成分がどのように効果があるのかは医学的に分かっていない点が多くあります。

その中でも最近の研究結果で分かってきたきのこの有効成分がβ-D-グルカン・SOD様物質です。

β-D-グルカンは、免疫力が弱い人には免疫力を強化し、逆に免疫力が強すぎる人にはその強すぎる免疫力を抑制する作用があります。
チャーガの糖分である多糖類には、この免疫力を調整する作用のあるβ-D-グルカンが多く含まれています。

ではどのくらい多くβ-D-グルカンが含まれているのか、免疫力を高めるキノコとして有名なアガリクス茸と比べてみましょう。

アガリクスのβ-グルカンは水溶性のみですが、チャーガは、水溶性のヘテロβ-D-グルカン、不水溶性のホモβ-D-グルカンと2種類のβ-D-グルカンベータが含まれています。
これは他のきのこ類にはあまりみられないもので、チャーガのβ-D-グルカンの含有量は他のきのこと比べても高く、天然のアガリクスの3~4倍も含まれているのです。

SOD様物質は、抗酸化作用により老化の原因となる活性酸素を抑制する働きを持っています。

人の体内には、この有害な活性酸素を分解してくれる抗酸化物質が何種類も存在しているのですが、その代表的な抗酸化物質がSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)です。
チャーガにはこのSODと同じような働きをするSOD様物質が含まれていて、その抗酸化力はアガリクスの23倍にもなります。

チャーガの摂取方法

チャーガはきのこですが、とても硬いので食べて摂取するというよりも煎じて粉末状にしてそれをお茶などにして飲むのが一般的な摂取方法です。

チャーガ茶はその黒くゴツゴツした見た目とは違って、香りも味もクセがなく健康茶の中でも比較的飲みやすい部類に入ります。
チャーガ茶をそのまま飲むだけでなく、料理に使ったり焼酎やウイスキーと割っても楽しめます。

また、チャーガをお風呂のお湯に煮出してチャーガ風呂も保温・保湿に良く、体の内側・外側の両方から私たちを健康にしてくれます。

最後に注意点!

チャーガ茶は、食物繊維などの影響で一度に大量に飲むと一時的にお腹がゆるくなる場合があります。

何事もそうですが、一度に大量に摂取するのではなく、適量を毎日継続して飲み続けることが健康への近道ですね。

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低カロリーのメープルウォーター、あなたはもう飲んだ!?

メープルウォーター
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一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第10位に予想しているスーパーフード、「メープルウォーター」を知っていますか?

メープルウォーターとは、雪解け時期にほんの数週間だけカエデの樹木から自然に流れ出る澄んだ透明な樹液の事です。

皆が知っているメープルシロップは、このメープルウォーターを煮詰めて不純物をろ過して取り除いたシロップの事を言い、1リットルのメープルシロップを作るのになんと約40リットルのメープルウォーターがだとか。

このメープルウォーターは、カエデの樹木が大地から吸い上げた様々な栄養を含んでいるうえに、低カロリーで栄養たっぷりと話題のココナッツウォーターよりもさらにカロリーが低いのです。

まだ日本ではあまり知られていない低カロリー高栄養のメープルウォーターについてご紹介します。

まずはパンケーキなどで大活躍のメープルシロップについて

メープルシロップの生産国はと聞けば誰もがカナダと答えますよね。
それもそのはず、カナダはメープルシロップの生産量・輸出量ともに世界一位で全世界で生産されるメープルシロップの約80%はカナダで作られているのです。

このメープルシロップが生産されているのは、シュガープッシュと呼ばれるサトウカエデの原生林が広がるカナダ南東部を中心とするほんのごく一部の地域だけなのです。

この地域は、夏は暑く冬はマイナス30℃にもなるほど寒さが厳しく、この厳しい気候条件がカエデの樹液の採集を可能にしています。

カエデの樹木は、夏の間に蓄えたでんぷんを糖分に変えて、マイナス30℃にもなる冬の厳しい寒さを耐えます。

そして雪解け水が流れる春、この季節特有の昼と夜の温度差によって、カエデの樹木は夜の間にカナダの広大な大地からミネラルたっぷりの水分を吸い上げて、昼間に糖分をほんのわずかに含んだ樹液“メープルウォーター”を流すのです。

メープルウォーターの流出は、春先のわずか10日から20日ほどの間だけ。
このメープルウォーターを煮詰めて不純物をろ過して取り除いたシロップがメープルシロップなのです。

メープルシロップは実は摂れる期間がとっても短いんです。

メープルウォーターの歴史

はるか昔からカエデの樹木(メープル)の原生林は存在しており、メープルウォーターは古代より栄養価に優れた神の恵みとして、厳しい冬を耐え抜いた証としてカナダ先住民に飲まれてきました。

1600年代に入り、現在のカナダ人の祖先であるフランスや欧州からの入植者達に先住民からメープルウォーターの採集方法が伝えられ、滋養強壮のための飲料として現在も愛されています。

メープルウォーターの豊富な栄養素

メープルウォーターは、カエデの樹木が生きていく為に必要な栄養であるビタミン・ミネラルやその他の様々な生物活性化合物をカナダの豊かな大地から吸い上げた水分が樹木から直接流れ出る天然の樹液です。

こういった精製過程から、メープルウォーターはカリウムやマグネシウム、タンパク質や亜鉛といった忙しくストレスフルな毎日を過ごす現代の日本人にとってとても有益なミネラル類を含んでいる上に、ポリフェノールやカエデの樹液に固有の46種類の生物活性化合物といった栄養素を含んでいるのがメープルウォーターの独特な特徴です。

またメープルシロップのイメージから甘くてカロリーが高いという印象を持ちがちですが、メープルウォーターは250mlあたり20カロリーと熱量が少ないのも特徴です。

この点が植物性ウォーターの注目株であるココナッツウォーターと比べられる点で、ココナッツウォーターは250mlあたり平均50カロリーなので、カロリーだけを見ればココナッツウォーターよりもヘルシーだと言えます。

飲むだけじゃない!メープルウォーターは使用範囲が広い

メープルウォーターの一般的な糖度は1.9%~3%程度で、食事の際に一緒に飲むなら2%程度の糖度の物がすっきりとした飲み口でお食事にも合うでしょう。

スッキリとした飲み口は、コーヒー・紅茶やグリーンスムージーとも相性抜群。
また、夏場の脱水症状対策やリフレッシュ飲料として飲むのにも非常に適しています。

しかし、メープルウォーターの面白い効果は料理などに使用した時に発揮されます。
パンやお菓子を作る際にメープルウォーターを使って作ると出来上がりの品にほんのりメープルの香りが加わります。

スープやソース、アイスクリームやシャーベットの材料の一つとしても活躍すること間違い無しです。

最後に注意点!

ウォーターと名前が付いていますが、もちろんただのお水ではありません。豊富な栄養だけでなく糖分ももちろん含まれているので、お水の代わりに一日に何リットルも飲むのはあまりオススメしません。

これはメープルウォーターだけでなくココナッツウォーターにも言えることですが、運動後のスポーツドリンクの替わりや一日にコップ一杯など適量を飲むのが健康・美容の為には一番です。

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