「ピタヤ」はスムージー・ボウル・ココナッツヨーグルトに合う!

一般社団法人日本スーパーフード協会が2016年S/S(春夏)のトレンドとして第8位に予想しているスーパーフード「ピタヤ」。
ピタヤはドラゴンフルーツだという事は日本でもだいぶ知っている人が増えてきましたね。

ピタヤという名称はサンカクサボテンの果実の総称です。
日本で馴染みのあるドラゴンフルーツという名称は、果実の見た目が龍のうろこのように見えることから中国で「火龍果」と呼ばれ、それが輸入される際に英語に直訳されてドラゴンフルーツという商品名が付けられた事からそう呼ばれるようになりました。

ピタヤは中南米が原産のサンカクサボテンの果実で、果皮が赤いものと黄色いもの、果肉が赤いものと白いものがあります。
一般的には、果皮が赤くて果肉も赤いピタヤをレッドピタヤ、果皮が赤くて果肉が白いピタヤをホワイトピタヤ、果皮が黄色で果肉が白いものをイエローピタヤと呼びます。

ピタヤは「鮮やかなピンク色・さっぱりとした味・栄養価が高くヘルシー」この三拍子でハワイのロコ達にアサイーとともに愛されており、ピタヤスムージー・ピタヤボウルはアサイースムージー・アサイーボウルとともにハワイではヘルシー朝食の代名詞です。

日本スーパーフード協会も2016年のトレンドとなると予想するピタヤ(ドラゴンフルーツ)について最新情報を含めてご紹介します。

ハワイだけでなく西海岸やオーストラリアでも注目の”ピタヤ”とは!?

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)と言えば、昨年アサイーを超えるスーパーフルーツとしてテレビや雑誌のハワイ特集ではアサイーと並んで注目を集めました。
そのピタヤの波は日本だけでなくアメリカ西海岸やオーストラリアにも広まっています。
世界各国の人たちが情報の収集・発信のツールとして利用しているSNS「インスタグラム」でも、ピタヤのその発色の良さ・栄養価の高さ・美味しさからとてもに賑っていますね。

そんな南国が似合うピタヤですが、原産地はメキシコなどの中央アメリカや南アメリカ北部といわれています。
ピタヤの歴史は古く、アステカ王国の時代にはすでに食べられていたようです。
現在では中南米の他に、ベトナムやマレーシアなどの東南アジア、日本では沖縄や鹿児島でも栽培が行われています。

ピタヤの見た目は冒頭でご紹介した通り、龍のうろこの様でインパクトがあります。
果肉も白いものと赤いものがありますが、どちらもゴマのような種が全体に散りばっていて果肉と一緒に食べることができます。
果肉自体はみずみずしくジューシーでサクサクとした食感、味は見た目のインパクトとは違ってとてもさっぱりとしています。

ピタヤはサンカクサボテンの果実で、このサンカクサボテンは病気や害虫に強く、温度差が激しい地域や降水量が非常に少ない厳しい気候でも育つため、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培することができます。

またこのサボテンは夜中に大きな白い花を咲かせることから「ムーンフラワー」や「夜の女王」という別名も持っており、観賞用としても栽培される植物でもあります。

美味しいピタヤの選び方

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)はバナナやマンゴー、アボカドなどと違って追熟(収穫してから一定期間保存することで完熟する事)するフルーツではありません。
ですので、収穫したその瞬間が一番美味しく、時間が経てば経つほどドンドン鮮度は落ちていってしまいます。

こういった追熟しない性質上、日本ではスーパーなどの店頭であまり見かけることがないのです。

じゃあピタヤの選び方なんて必要ないんじゃないの!?
いいえ、みなさん旅行などで海外に行かれるでしょう?
その時に新鮮なピタヤの果実を買って食べる機会がきっとあるはずです!

先ほども書いた通り、ピタヤは追熟しないフルーツですので、店頭ではなるべく新しいものを選びましょう。
古いピタヤは果皮やうろこのような部分がしなびてきて、少し押すとブヨブヨしています。
ですので、果皮やうろこ部分にハリがあって押してもブヨブヨしていないものを選ぶと失敗しにくいですよ。

ピタヤの栄養成分と女性に嬉しい美容効果

ピタヤ(ドラゴンフルーツ)がハワイや西海岸などの女性に喜ばれる理由の一番は、やはりその豊富な栄養素から期待できる美容効果でしょう。

ピタヤには、脂質の代謝の促進に必要不可欠で肌や髪のターンオーバーに必要なビタミンB2、シミやシワの予防に効果的で美白ビタミンと呼ばれるビタミンC、たんぱく質の新陳代謝を促進や妊活や妊娠中にも大事な栄養である葉酸など、女性にとって欠かせないビタミン類が豊富に含まれています。

もちろんビタミンだけでなく、肌の奥の細胞の保水成分の働きを促進するカルシウム、体内の塩分排出を促してむくみを解消・予防してくれるカリウム、各栄養素を補助する触媒の役割を果してくれるマグネシウム、全身に酸素を送りターンオーバーを整えて貧血を防ぐ鉄分、抗酸化作用に優れたβ-カロテンなどのミネラル類も含まれています。

これらの女性に嬉しい栄養素の中でも一番の特徴は、食物繊維とポリフェノール「ベタシアニン」。

多くの女性が便秘やダイエットの悩みを抱えていますが、その両方に効果的なのが食物繊維。
ピタヤには水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維が豊富に含まれていてその含有量はバナナの約2倍。
おさらに実を食べると一緒にたくさんの種も食べることになり、その種が腸壁を刺激して食物繊維の含有量以上の便秘解消効果を発揮します。
便秘が解消されて腸内がキレイになれば、デトックス効果も高まりダイエットだけでなくニキビや吹き出物が治る美肌効果も期待できます。

レッドピタヤの真っ赤な色は、天然の色素であるポリフェノール「ベタシアニン」の色なんです。
ベタシアニンはピタヤやレッドビーツなどのごく一部にの植物にしか含まれていない大変貴重なポリフェノールで、その抗酸化効果はアサイーに含まれる抗酸化ポリフェノールであるアントシアニンよりも抗酸化力が高いといわれています。
このベタシアニンは果肉が白いホワイトピタヤではなく、果肉が赤いレッドピタヤに大量に含まれているので、アンチエイジングにはレッドピタヤをおすすめします。

また、ピタヤはアサイーと比較してもカロリーが低いのです。
(アサイー可食100g中84kcalに対してピタヤは50kcal!)

このように女性からの視点で見て、アサイーを超えるスーパーフルーツと呼ばれているのですね。

ピタヤはどう食べるのが一番良いの?

フルーツの一番良い食べ方はやっぱり生の果実を食べる事です。
ですが日本で新鮮なピタヤの果実を食べる事はなかなか簡単ではありません。

ですので方法としては、冷凍のピタヤピューレを使ってピタヤスムージーやピタヤボウルにして食べる、ピタヤパウダーをヨーグルトなどに混ぜて食べる、粉末のピタヤスムージーでファスティングをする、サプリメントで栄養素を効果的に摂るなどが挙げられます。

これらピタヤの関連商品はまだまだ手に取れるお店は少ないですが、大手スーパーやオーガニック専門店では取り扱っています。
ネット通販ではピタヤの専門店などもありますのでご覧になってはいかがでしょうか。

また、ピタヤボウルやピタヤスムージーをメニューとして扱っているハワイアンカフェや、ココナッツヨーグルトのソースとしてピタヤを使用しているカフェなど、飲食店でピタヤを食べるという選択肢も増えてきています。

最後に注意点!

ピタヤを一度に大量に食べると、食物繊維や腸壁をピタヤの種が刺激し過ぎるなどの影響で一時的にお腹がゆるくなる場合があるのでご注意を。

また、ベタシアニンの赤い色素がダイレクトに便に反映される場合もありますが、食べ過ぎた際の一時的な状態ですのでご心配なさらず。

海外でも大注目のピタヤの美容効果をあなたも体験してみてはいかがでしょうか?

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ピタヤ(ドラゴンフルーツ)のパイオニア
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