白い食べ物は悪魔の食べ物?「白い砂糖」は要注意!

「白い食品は美味しいけど体に良くない」というのを耳にした事はありませんか?

白い砂糖・白米・小麦・塩・油脂など…

そのほとんどは食べやすく加工された食品であり、消化吸収しやすい反面、血糖値が上がりやすい高GI値食品も多いです。

白い食品が体に良くない理由としては、
①血糖値が急激に上昇する高GI値食品であり、インスリンが分泌されすぎて脂肪が付きやすくなる。
②体内のタンパク質に食事で摂取した糖が結合する「糖化」を起こし、肌の老化が進みやすくなる。
③糖質を消化・消費する際にビタミンB群を大量に消費し、便秘や低体温などの原因となる。
などが挙げられます。

そんな白い食品の中でも悪魔の食べ物と称される事もある「白い砂糖」には要注意なんです!

砂糖は摂らないに越したことはない!?

糖分は脳の活動には欠かせないと言われており、頭をフルに使った後やリフレッシュしたい時に甘い物を食べて、ほどほどに糖分を摂取するようにしている人は多いと思います。

ですが、実は砂糖は摂らなくてもいいんです。
どうしてかと言うと、脳に必要なブドウ糖は、米や芋などの炭水化物から体の中で作ることができるから。

砂糖はタバコ以上に依存性が強い!?

タバコをやめる事は難しいという認識はみなさんの中にあると思いますが、砂糖をやめる事はもっと難しいのです。

甘党のみなさん、明日から砂糖のない生活を送り続ける自信はありますか?

私はありません(笑)

みなさんも私と同じだと思います。それだけ砂糖は依存性が強いのです。

砂糖を摂り過ぎるリスク

砂糖を大量に摂取し続けることで糖尿病になるリスクはもちろんの事、最近では低血糖症のリスクも指摘されています。

多量の砂糖を摂ると血糖値が急激に上昇し、急激に上昇した血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌されます。

大量のインスリンの効果で血糖値は一気に下がるのですが、急激に血糖値が下がる事により体は一時的にガス欠状態になります。

その状態を低血糖症といい、脳が正常に働かなくなり、集中力がなくなるだけでなく、体を動かすのも億劫になるほど無気力にもなります。

低血糖状態が続くとキレやすくなる

低血糖状態が続くと、脳はアドレナリンを分泌して体の中の糖分を血液中に流して血糖値を上げようとします。

しかし、このアドレナリンが少し厄介で、アドレナリンが分泌されると気分が昂ぶり、攻撃的になりやすくなります。

最近の子ども達がキレやすくなった原因の一つに低血糖症を挙げる医者などの有識者もいるほどです。

また、日常的に砂糖を摂っている人はうつ病などの精神疾患にかかるリスクが高くなるという事も判明しています。

砂糖は心身に悪影響を与えるのに美味しくて依存性が強い事から、悪魔の食べ物と称されるのも頷ずけます。

ただ、砂糖をまったく摂らないなんてそう簡単にできる事はありません。

ですので、毎日の生活の中で少しずつ砂糖の量を減らす意識をしたり、同じ糖分でもミネラルや他の栄養素も含まれる黒砂糖やブラウンシュガー・はちみつ等に切り替えたりしながら糖分と上手に付き合っていきたいですね。

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